なかなか力が抜けないのは
趣味でやっている事ですが、筆を持っても、弓を持っても、
必要以上にどうしても、手に力がはいってしまいます。
だから思った通りに、書けないし弾けないしで上達は難しい〜!と
毎度痛感しています。それぞれの師に共通して「力を抜いて」と言われます。
「間違わないようにしよう」「言われたことを直そう」「うまくできるように」
このように、いろいろと思う時点で、もう力が入っているのですよね。
気功の練功なら、形神庄第9節の片足で立つ時も同じように思います。
「グラグラしないように」「フラついたらいやだ」「うまくできるように」
と思うほどに余計な力が入ってしまいうまくいきません。
力を抜くとか緩めるのは、肉体そのものだけでなく、意識の状態もチェックしてみるといいのですね。
因みに、緩むと「道具と(筆や弓)も一体になって、自分の手になる」感覚
だそうです。
気功の練功も、緩むと「大自然の気(虚空)と一体になる」のと似ていますね。