発想の転換にワクワク!

先日読んだ本で、元力士の一ノ矢さんと能楽師の安田登さんの対談がとても興味深く気功にも通じるものがあると思い、簡単にご紹介します。

「 歳をとってくると動かないところが出てきて、そんなさまざまな制限ができると逆に今までできなかった新しいものが見えてきました。筋力、瞬間的な瞬発力、決断力もおちてきますが、そういう制限を加わることによって、相撲や能の本質が見えてくる楽しみがあり、制限があるからこそ面白い!これはわざと制限を加えるのではなくて、相撲や能を続けるという意志があってこそ、初めて制限が楽しめる」という話で、お二人それぞれが活躍する環境は違っていても共通していて面白いなと思いました。

智能気功も年配の方の、立って練功するのがつらくなってきた、動功の動作がきつくなってきたという声が聞こえてきます。まさにお二人の言う制限ですね。閃いた一例ですが、静功で意念を使う練功に重きを置いてみたらどうでしょう?意念の強化が新たな気功の境地を体得するかもしれないし、隠れていた能力が出てくるかもしれませんよね。制限を味方にして可能性が広がりそうです。

気功を続けるという意志を持って制限を楽しむ!いくつになってもワクワクしながら気功の本質を楽しみたいですね。