志高く一生懸命な頑張り屋さん

「気感がもっと強くなりたい!!」
いつも教室に積極的に出席していて、熱心に練功に取り組んでいる方ですが、ちょっとお疲れのように見えました。
「なかなか気の感じがわからなくて、気功に向いていないのかも」と途中で挫けそうになったこともあったそうですが、長く続けてきてご自分でも驚いているそう。今は「昔よりちょっとは、気がわかるようになったけど・・・まだまだ全然」「まだこのくらいしか出来ていなくてまだまだ」と納得のいかない様子です。

ないもの、不足しているもの、出来ないこと、のみに意識が向いてしまう

よくわかります。「ないもの探し」は無意識に習慣でやってしまうからです。だから頑張って、頑張って、でも思い通りにゆかずに気持ちは重くなってしまう。

ならば試しに、「ない」の反対の・・・

あるもの、充分なこと、出来てることに、意識をむけてみませんか。

初めは「こんな些細なことでいいの?」「微妙で弱い感じだけど?」「人の言ってた気の感じと違うけど?」って否定の思いが出てきますが、小さなちょっとした変化や微妙な感覚などを感じたら、それはオッケー!気は細かく透明で繊細で微妙、ささやかでたよりなげな感覚でオッケー!なことにしましょう。これでいい、わかった、つかめた、できた、を味わってみてください。これぞ「あるある探し」(笑)気持ちは軽くなって、楽しくて、喜びがわいてくるでしょう。

練功中も眉間がゆるんで、笑っているようないないような表情に自然となるはずですよ。